お刺身Diary 〜箱根のふもと暮らし〜

2018年海の日からの食卓日記。ほぼお刺身ログです。

ナマコ酢、Kavli IPMU/ELSI/IRCN「起源への問い」を視聴しながら

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能登の赤ナマコと、茅ヶ崎の赤ナマコの共演、能登もずくを介した。

講演1「地球外物質からわかる 地球物質のものがたり」 伊佐 純子 (ELSI 研究員)

講演2「知性の起源としての思い込み」 渡部 喬光 (IRCN 主任研究者・准教授)

講演3「すばる望遠鏡で探る宇宙の構造の起源と成長の歴史」 日影 千秋 (Kavli IPMU 特任准教授)

 

非常に編集された内容ではあったが、

伊佐先生のしなやかな知性と、日影先生のピュアな知性に魅了された。

宇宙の中にいる私たちなのに、日常生活からその視点がほぼ整地されているのは、

素朴に、もったいないことだなと感じさせられる、素晴らしい内容だった。

 

例えば、病院に行くと、日頃は出会わない病人の世界があり、

自分の日常は世界の極一部に過ぎないことを思い知るのだけど、

その自覚は、世界と自分の可能性を示唆してくれるとも感じる。

 

ナマコからも、日本海と太平洋の違いを鮮やかに伝えられて、

ビビッと震えた。始源(起原)を問う時間。豊かでした。

動画リンクの共有は禁止されており、数日で消えてしまうなんて。

 

このような、本来であれば人類に共有されるべき知性へのリンクが

最初から閉ざされていることは、

世界中にあふれている理不尽な事の一つだと思う。

 

なんて美しいスライド!

た、たまりません。。44億年前、海があった証拠。そして、溶ける!!

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素晴らしかった

 

ここからわかることは、宇宙とは、我々自身の縮図でもあるということ。

つまり、全ては日常生活に溢れているではないのか?

(とても当たり前のことに感激しているわたしがいる・・・笑)

 

示唆に富むメッセージの数々に、感動を隠せません。
本日も、ごちそうさまでした♡

Kavli IPMU/ELSI/IRCN 合同一般講演会「第7回 起源への問い」

www.ipmu.jp