冷蔵庫には、おととい買った、今日まで賞味期限のお刺身用の鯵があり。
まだ明るいうちに、研究所をでて、夕食用の大葉を庭で収穫できるこの幸せ。
「鯵が美味しい」
という地域は実は日本各所にあります。
だから特段の特徴とはなりにくいのだが。
この「鯵が美味しい」という価値の底しれなさに気付きつつあります。
鯵が美味しいと言われる地域で暮らしてみて、
わかったことがあります。
鯵が美味しい地域はおそらく、若干boring気味です。
日常は平和で、突出した何かはない。
だから。自分に集中することができる。
その効果は満ち満ちている。
15分毎日英語を学び続けた2年後に見違える語学力が身に付くように、
ちょっとした弾みで打ったドラッグが人を壊していくように、
「習慣化」には、地味な顔して生きかたの軸を変える力があります。
この「平和で毎日幸せを感じる若干boringな生活」の習慣化の果てにも、
きっと何かがあるのだろうなと。