お刺身Diary 〜箱根のふもと暮らし〜

2018年海の日からの食卓日記。ほぼお刺身ログです。

生牡蠣が教えてくれるのは、育った流域の環境と生産者の情熱

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じつにきれいで優しい殻から瑞々しく海水が溢れる。

ミニョネットソースで頂き、暫し、

この生牡蠣の個性的な旨さに唸りました。

 

ここの海域は、夏にボートの上でお刺身パーティをした際、

海水でしゃぶしゃぶを楽しめたくらいきれいで、雑味も少ない。

(牡蠣の生育に対しては、良くも悪くもある特徴になります)

 

なのでこの1週間、熟成を目的に、毎日調子を見ているが、

日々、美味しくなっていく。そして死んでしまう個体は1体もいない。

素晴らしい・・・。

 

グリコーゲンの少なさを個性としても活かせる方向性はある!!

牡蠣を通じて学んだことは非常に多い。

食の楽しさはもちろん、命をいただくこと、ジェンダー、

山と人の暮らし(生活排水)と海が循環していること、

牡蠣は天然ものより養殖ものの方が格段にうまい、等々。

やっぱり、ちゃんと伝え続けたいな。とも思う。

はあー。どうしよ。